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Q.受け取った生命保険金にかかる税金は?

2016年08月15日

一口に「生命保険金」と言っても、その受け取ることとなった原因や、誰が保険料を支払っていたかで、かかってくる税金の種類が異なります。

(登場人物)
 ・A:死亡した人
 ・B:保険金受取人
 ・C:A、B以外の人

<死亡保険(A死亡により受け取る生命保険>
(1)Aが保険料を負担していた場合・・・Bに相続税がかかる
(2)Bが保険料を負担していた場合・・・Bに所得税がかかる
(3)Cが保険料を負担していた場合・・・Bに贈与税がかかる

一見ややこしいようですが、お金の流れを考えると分かりやすいと思います。
(1)は一般的な生命保険金です。被相続人Aが遺族のためにかけた保険金です。
被相続人のお金が受取人に流れましたので、相続税の対象です。
(2)は受取人BがB自身で、Aを被保険者としてかけた保険です。
お金の流れは受取人のみであり、B個人のみで完結しており、所得税となります。
(3)はAでもBでもない他人Cが受取人Bのためにお金を出してくれていました。
Cが贈与者となり、受取人Bに贈与税がかかります。

<満期や解約により受け取る生命保険金>
(4)Bが保険料を負担していた場合・・・Bに所得税がかかる
(5)Cが保険料を負担していた場合・・・Bに贈与税がかかる

(1)~(3)を踏まえると、分かりやすいと思いますので、説明は割愛します。

冒頭でもお伝えしました通り、発生原因と保険料負担者が違うだけで、かかる税金が異なります。
特に(1)のパターンでは、相続人が受け取ると節税にもなる保険です。
(1)のつもりで契約した保険が実は所得税や贈与税になることになっていると、受け取ってからではどうしようもなく、せっかくの節税計画が台無しになり、想定外であった税金がかかってくることがあります。
一度契約中の保険をご確認されることをお勧めします。