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Q.受け取った生命保険金にかかる税金は?
一口に「生命保険金」と言っても、その受け取ることとなった原因や、誰が保険料を支払っていたかで、かかってくる税金の種類が異なります。
(登場人物)
・A:死亡した人
・B:保険金受取人
・C:A、B以外の人
<死亡保険(A死亡により受け取る生命保険>
(1)Aが保険料を負担していた場合・・・Bに相続税がかかる
(2)Bが保険料を負担していた場合・・・Bに所得税がかかる
(3)Cが保険料を負担していた場合・・・Bに贈与税がかかる
一見ややこしいようですが、お金の流れを考えると分かりやすいと思います。
(1)は一般的な生命保険金です。被相続人Aが遺族のためにかけた保険金です。
被相続人のお金が受取…
Q.相続で取得した土地を売ると節税になると聞いたが?
2015年12月29日
A.申告期限3年以内の譲渡であれば、所得税・住民税が安くなる可能性があります。
<条件>
1.相続で土地を取得し、
2.その相続で相続税がかかり、
3.その相続の申告期限から3年以内に、その土地を譲渡した人
<説明>
1.は大前提です。相続(又は遺贈)で取得した土地を譲渡した場合の特例です。
2.相続税がかからなかった人は、今回の対象ではありません。
3.相続税の申告期限は相続開始から10ヶ月ですので、相続開始から3年10ヶ月以内に譲渡することがポイントです。
<どんな特例か?>
土地を譲渡すると、
譲渡価格 -(取得価額 + 譲渡費用) に対して所得税…
相続税法の改正(基礎控除)
2014年12月04日
来年(平成27年)1月1日から適用される相続税法に、重要な改正がいくつかあります。
今回はそのうち、基礎控除額の改正についてご説明します。
※分かりやすさを優先するため、詳細を割愛したかなり大雑把な説明となります。ご了承ください。
まず【基礎控除額】とは、相続税を計算する上で以下の部分で使います。
全遺産の金額 -【基礎控除額】=正味の遺産額(相続税の計算のもと)
つまり【基礎控除額】が大きければ大きいほど、相続税の金額は低くなります。
この【基礎控除額】に改正がありました。
(旧)5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
(新)3,000万円+600万円×法定相続人の数
※「法定…